商品の説明
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サハラ砂漠は古くから交易路が発達し、主にトアレグ族によるキャラバンが盛んだった。だがそれは主に縦断であり、横断は達成されていなかった。
上温湯隆は、1973年1月25日、モーリタニアの首都ヌアクショットを出発、1頭のラクダのみを連れ、ガイドなしという挑戦だった。
しかし、マリでそのラクダが死亡して中断、ナイジェリアのラゴスで時事通信社ラゴス支局に身を寄せ、体力の回復と資金調達に当たる。
4月、横断再開のためラクダを購入してラゴスを出発、メナカよりの手紙を最後に消息を絶ってしまう。
そのとき発見された手記を元に長尾三郎が構成を担当し、『サハラに死す』が出版された。
当時、大きな反響を呼び、若者からは「バイブル」とまで言われた。
目次・内容
第1章 サハラが俺を呼んでいる
サハラ砂漠が呼ぶ
アフリカ第一歩
ヌアクショットへ急げ
わが友、サーハビー
第2章 サハラ横断への挑戦
サーハビー、さあ、出発だ!
水はあと一滴しかない
なぜ、旅を?
"幻の都"トンブクツーへ着いた!
孤立無援、もう一銭もない
炎熱地獄、死の前進
サーハビーが死んだ!
第3章 挫折そして再起へ
旅は終わりだ、傷心と絶望の涙が……
俺は本当にサハラに敗れたのか
ラゴスの苦悩、再起の日々
お母さん、長生きしてください
第4章 死への旅立ち
俺は命あるかぎり、お前に挑む!
サハラ砂漠に燃えつきた愛と死
文庫のあとがき
解説 冒険という生のあかし 角幡唯介
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